ハイどーも( *´艸`)
精神科看護師のささやんです。
精神科勤務ということで今回は看護師だけでなく、病院全体または普通の会社でも使えるようなコミュニケーションスキルについて解説していきたいと思います。
病院で、Drや上司に相談するとき、報告するときに「失敗したなあ」って経験はありませんか?
同僚や、後輩などに「こいつは使えないなあ」って思ったことはありませんか??
「私は緊張しちゃう人だから・・・」
「仕事できないのは相手が悪い!!」
そう片付けるのは簡単です。
しかしそれでは、仕事の負担は変わりませんし、良い職場環境とは言えないと思います。
職場環境を良くするため、円滑に業務を進めることができるように、コミュニケーションスキルを学んで、磨いていきましょう!!!!
簡単なコツを知ることで、患者さんのところへ行っても困ることはほとんどないです(^^♪
コミュニケーションスキルを職場に生かすには?
- 興味を持つこと
コミュニケーションで大事なことは相手に興味を持つことと承認することが重要になってきます。
例えば患者さんとコミュニケーションをとる時、興味がないと素っ気ない態度になってありしていませんか?
反対に自分の受け持ち患者で今後の方針を決めるときにはしっかりと患者さんのことを考えて、行動しているはずです。
人間は興味のないことには、意識的に関わらない限り、関心が持てません。
自分も興味をも絶えれ以内と感じたら話していても嫌な思いになるはずです。
そこで、意識的に興味を持つことで相手にも伝わり、良い関係が築けていけると思います。
職場の先輩や同僚に関しても同様なことが言えます。
互いに興味を持ち合うことで、相手のことを良く知り、分かり合えることで、職場の雰囲気も良くなっていきます。
相手の関心があることに関心を持つこと!!
これがコミュニケーションで重要なんです!
これは相手に関心を持つのとは意味が違ってきます。
相手の関心に関心を持つこに意識を変えていくことで、相手を変えようとすることなく、自分が変わっていくのが実感できると思います。
- 承認すること
ほとんどの人は「人から好かれたい。」「どうすれば人から好かれるのだろう?」と考えていると思います。
「人から嫌われたい」「人から嫌われるようにするためにはどうすればいいだろう?」と考えている人には今まであったことがありませんw
人は皆「みんなから好かれたい」「みんなから認められたい」というような承認欲求を持っています。
すなわち、承認欲求を満たすようなかかわりが重要だということです。
炎の講演家で有名なyoutuberの鴨頭さんも信頼関係を構築するには、職場を良くするためには、承認が重要だと言っています。
また5つのステップがあると言われています。
承認することは褒めること、感謝することと似ています。
①結果承認(男性を承認するとき向け)
例)患者が早期退院できたのは、君のおかげだね。ありがとう。
と褒めるような関り。
②プロセス承認(女性を承認するとき向け)
例)患者が早期退院できたのは、毎日患者とコミュニケーションを取って必要なサービスとか受け入れ先の施設を探せたからだね。とプロセスを褒める。
③行動承認
例)結果はでばかったけど、毎日、退院先に関して調べて相談したりしていたよね。と行動したことを褒める。
④意識承認
例)早期に退院支援をしようとしている意識を持っているだけで褒める。
⑤存在承認
例)今日も来てくれてありがとう。今日も君がいるだけで、職場が明るくなって嬉しいよ。と伝える。
僕たちはあまり、承認することに慣れていないのかもしれません。
しかし、自分が相手を承認することで、相手からも承認されることが多くなってきます。
例えば、「ささやんさんはイケメンですね」と言われたら「いやいや、あなたこそかわいいですよ」と褒めたくなるものです。
他にも「あなたのおかげで今日も仕事が早く終わることが出来ました」なんて言われたら「あなたも頑張っていたじゃないですか」とお互いに褒めあうことがあると思います。
承認の連鎖が生まれますね( *´艸`)
なので、この5つの承認を使いこなせれば頼れる上司になれたり、良好な職場関係の構築を行えたり、患者さんと上手にコミュニケーションが取れると思います。
職場でのほう・れん・そう
次に看護師だけでなく一般の職場でも重要となってくるのが報・連・相(ほうれんそう)ですね。
ほうれんそうのコツを覚えれば、職場での上司やDr、リーダーへの報告だったりがスムーズに行え、自信を持つことが出来るようになります。
- ほうれんそうをする前に
例えば、報告をする前に「すみません、わからない部分もあるんですけど」とか「うまく言う自信がないんですけど」なんて言葉を使ったりしてませんか??
マイナスを含むことを前置きに持ってくると、マイナスの先入観で見てしまいます。
また自信なさそうに話すのもNGです。
おどおどした態度を取っていると、報告の内容に不信感を持たれてしまいます。
なので、報告するときには自信をもって自分の考えをハキハキ話すことで、プラスの先入観を与えることができ、結果が変わってきますので、ぜひ試してみてください。
- 聞かれたことに結論を答えているか
例えば
あなた「○○さんのおむつ交換って終わってる?」と聞くと
後輩が「自今抜針していた患者さんがいて、点滴をしていました。」
悪い例ですね。
おむつ交換が終わっているかどうかを知りたいのであって、後輩が点滴をしていたかどうかなんてのはどうでもいいんです。
結論をしっかり伝えることがスムーズにコミュニケーションを取るコツです。
良い例
あなた「○○さんのおむつ交換って終わってる?」
後輩「まだ終わってないです。事故抜針していた患者さんがいたのでそちらの対応をしていました。」
あなた「おけーい。そしたら後で一緒におむつ交換一緒に入ってー」
となります。
このように答えられたら、結論もわかるし、理由もわかり
円滑に業務も進みますね。
応用編では
エレベーター・ブリーフィングがあります。
もともと、アメリカの大統領が核戦争などの緊急事態にシェルターにエレベーターで降りるまでの3分間をいかに効率よく使うかと言う技法です。
趣旨を伝え、選択肢を伝え、判断のポイントを伝え、結論を伝える。
最後に確認をすることで、効率よく報告ができます。
また、完成した仕事(コンプリーテッドスタッフワーク)を実践するとさらいに良いです。
具体例でいうと・・・患者の退院先について上司やDrと相談したいとき
「退院先はどうしましょうか?」と聞くのではなく
「退院先はこの施設にしたいと思います。理由としては病院の関連施設であることや、施設の環境、本人の希望があります。」や
「退院先の選択肢としては①、②、③の施設がありますが、本人の希望するサービスに沿った施設が①しかないので、①にしようと思いますがよろしいでしょうか?」
という風に相談や報告をしてみましょう。
このようなほうれんそうの仕方を覚えていくと、「こいつはできるやつだな。」と評価も上がっていくこと間違いないと思います。
とゆうことで今回は職場でつかえるコミュニケーションスキルについて解説しました。
最後までありがとうございました<(_ _)>
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